糖尿病、生活習慣病の専門医院 松本市・多田内科医院

多田内科医院 Tel.0263-36-3611
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ドクター日記

第1回
10月×日
 自宅から車で国宝・松本城を通り抜け、駅前通りを横切り、井上デパートを通り過ぎるとすぐに私の診療所に到着します。わずか10分間のドライブですが、クラシック音楽に集中する貴重なひとときです。今は,サイモン・ラトル指揮ベルリンフィルのブルックナー交響曲4番を細切れに聴いています。
 東京都内の大学病院から一転、松本市に内科医院を開業して5年目です。温厚・知的な元イケメン中年ヨレヨレ医師(私のことです)は「町の医者」に変身し,高齢のご婦人方に人気絶頂との噂です。日々の診療はやや単調に見えますが、一人一人の患者さんとは一期一会です。今日はびっくりしました。U氏が半年ぶりに憔悴した様子で現れました。種々の事情で治療を中断していたそうです。血糖685mg/dl、ヘモグロビンA1c 14.3%。すぐ、1日4回のインスリン注射を始めてもらいました。

10月×日
りんどう会多田内科支部(会員110名)の有志約20名の参加で、秋の懇親会をおこないました。険しく狭い山道をマイクロバスで半時間登り、清水寺(自称、京都の清水寺の本山)を見学した後、標高1200mにあるスカイランド清水でおいしい懐石料理、温泉を楽しんできました。

10月×日
 愛猫のくろべえと「ねこの病院」に行きました。黄金色眼をした真っ黒黒の5歳の去勢雄猫です。幼少から白血病のためインターフェロン注射を月2回受けているのです。性格は不従順にして挙動不審、ときには辛辣な傍観者になります。
 虫の声が絶え,水晶が触れ合う音が響き渡るような,そんな澄んだ空になりました。今季初めての鍋をやりました。鳥ちり鍋です。昆布だしに信州地鶏(ムネとモモ),湯葉,三つ葉、少量の白菜をポン酢で食べます。酒は信州の銘酒「真澄」,茶碗一杯。残ったスープは塩,コショウしてご飯にかけまわすと,そのおいしいこと,おびただしい。慌てて消化剤をのみました。実は,これ,「剣客商売」(池波正太郎 作)の老剣士・秋山小兵衛の大好物です。

10月×日
私は活字中毒症です。書店のいつもの方が、注文した17冊の本を届けてくれました。自宅に持ち帰るのは重いですが、その重さがまた堪らなく、快感なのです。しかし、それを読むのは、100冊以上後になります。今日は、伊集院 静の自伝青春小説三部作「海峡」「春雷」「岬へ」(新潮文庫)を読み終えました。自分とはあまりに異なる青春時代に瞠目し、駆り立てられるように読み進みました。ここで一つ自慢話。収集の趣味はありませんが、尊敬する「井上 靖」だけは初版本すべてを所蔵しています。夜、国産モルトウイスキーを小グラスで舐めながら、一冊ずつ取り出してパラパラやるのは至福のひとときです。

本日の診療時間

多田内科医院 〒390-0815 長野県松本市深志1-5-8 Tel.(0263)36-3611