糖尿病、生活習慣病の専門医院 松本市・多田内科医院

多田内科医院 Tel.0263-36-3611
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ドクター日記

第2回
10月×日
 ヘモグロビンA1cの測定機器が新しくなりました。測定時間が以前の6分から3分に短縮し、患者さんの待ち時間が少し短くなりました。それなのに、なぜか患者さんは全く気がついてくれないのです(トホホ)。誰か早く気づいてくれないかなあ。この極めて小さい規模の診療所にとって、機器を新しくするということは、実に大変なことなんですよ。
 幸田 文のエッセイ「木」(新潮社)を再読しました。樹木に対する著者の愛着が、格調高い名文の間からにじみ出てくるような本でした。

10月×日 
 昼休みは、松本城の近くで耳鼻科を開業している妻と二人で、外食するのが常です。信州蕎麦の本場、松本に、新蕎麦の季節がやってきました。今日は、私が作った「松本の蕎麦店ランキング」第4位の「やまとう」へ。太くて硬めで艶のある蕎麦が好みです。最初の半分は薬味を使わないで、後の半分は山葵を蕎麦につけて、大根おろしとねぎは蕎麦湯に入れるのが私のいつものやり方です。蕎麦三昧の日々が続いています。
 私の論文が某糖尿病専門誌に掲載されました。「早期糖尿病性腎症に対するスピロノラクトンの有効性」という論文です。長年の習慣で1年に1~2編の論文を発表していますが、開業してからは日本語の論文だけです。「合併症の治療」というテーマは私のライフワークです。

10月×日
 運の悪い日です。廊下で、愛猫くろべえのゲロを踏んでしまいました。猫は食べ過ぎて、よく吐くものです。室内暮らしの彼は、毎日とうちゃん(私)といっしょに、リードをつけて庭の散歩に出かけるのが楽しみです。それにしても、猫の散歩に付き合うほど退屈なものはありません。あっちでクンクン、こっちでクンクン、石の上で座り込み。庭をよく観察すると、すずらんの実が橙色になり、南天の実が色づいてきました。驚いたことに、棲みついている糸トンボがまだ健在で、ボタンの葉にしがみついていました。
 柳澤 健の「1976年のアントニオ猪木」(文藝春秋)を読みました。ウイリエム・ルスカ、モハメド・アリ、パク・ソンナン、アクラム・ペールワンとの4試合のうち、1つは初めから勝負が決まっている普通のプロレスの試合でしたが、他の3試合は完全なる真剣勝負だったという内容です。感慨深いものがありました。なぜなら、当時学生だった私は、このうち国内でおこなわれた2試合を日本武道館、蔵前国技館に行って、必死の思いで観戦したのでありました。

10月×日
 先日、ヘモグロビンA1cの測定時間が短縮したのに、誰も気がついてくれないとこぼしましたが、今日はじめて、「あれっ、速いですねえ。」と言ってくれた患者さんがいました。あなたは本当に偉い!

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